サンライズでファンタジーなTVアニメ動画ランキング 12

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のサンライズでファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番のサンライズでファンタジーなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.9 1 サンライズでファンタジーなアニメランキング1位
境界線上のホライゾン(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1429)
8601人が棚に入れました
人類が天上から戻った時代。唯一人類が地球上で生活可能な土地を舞台に、改めて人類が天上へ戻ることを目的として過去の歴史を再現する世界。極東と呼ばれる国の独立領土「武蔵」にある学院の生徒たちを取り巻く騒動を描く。

声優・キャラクター
福山潤、茅原実里、沢城みゆき、田村睦心、子安武人、名塚佳織、小野大輔、黒田崇矢、東山奈央、新田恵海、井上麻里奈、真堂圭、斎藤千和、小清水亜美、悠木碧、大橋歩夕、平川大輔、森永理科、又吉愛

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

欲張りだけど洗練された世界観でしたヾ(≧∇≦)〃

■『境界線上のホライゾン』の視聴前に覚えておきたい事(*^-^)
壮大なストーリーなので、大きな流れだけでも知っておいたほうが良いですね♪
ちょっと簡単にわかり易くまとめてみいました!! \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
<其の一>
かつて人類は荒廃した地球を捨て天上へ移り住み、何故か力を失った人類は天上から再び地球に戻って来てしまったのですね!
いったい天上で何があったのでしょうね。。。o(゚^ ゚)ウーン
 
<其の二>
戻ってきたものの、地球に人類が住める場所は「神州(日本)」しかなく、人類が住むには余りにも狭いので、再び天上へ昇ろうと考えるのですけど・・・戻る為には過去の人類の歴史を再現出来れは天上に昇る事が出来るそうなのです( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
 
<其の三>
歴史を再現する間の居住地を確保する為に『重奏世界』という異空間に人の住める居住地を作ったのですが・・・『重奏世界』を維持する為に必要な「神器」が失われた?為、異空間が崩壊し、住む場所を失った人々が「神州(日本)」に進行して来て「神州」が負けちゃったのです∑('◇'*)エェッ!?
そして、「神州」から『極東』って名前になっちゃいました(゚ロ゚;)エェッ!?
 
<其の四>
他国の「神州」完全支配は過去の人類の歴史には無い事なので、世界史と日本史の同時再現をするべく『教導院』と呼ばれる学校が暫定支配するようになったのですよ(>o<")
世界各国の君主と日本の大名が一緒の土地で過ごしてそれぞれの歴史を再現しちゃいましょうねって事ですね!
でも歴史の再現をするのに必要な『聖譜(歴史書)』が1648年までしか記されていないので、その最後の年を向かえた先に待つものはいったい何なのか・・・((((((((o_△_)o サァーシラナーイ
 
って感じの壮大な世界観のファンタジー作品なのですね!
それで、このアニメの舞台の中心になるのが、各居留地で唯一の独立領となっている『武蔵』っていう居留置なのです♪
実はその独立領がなんと・・・空飛ぶ空母なのです!
第一印象はガンダムで言うところの、「ホワイトベース」や「アーガマ」に近い形で超巨大な航空艦なのですよ♪
そのバカでっかい『武蔵』は複数の航空艦が合体して出来ているのですけど、航空鑑ごとに役割が違っているのでちょっと紹介しておきます♪
ちなみに各航空艦の名前は東京都の市町村の名前が付けられているのです(* ̄- ̄)ふ~ん
 
★武蔵の概要★
一番鑑:品川&浅草(両翼前)
 ⇒貨物などが積まれているのです。
 
二番鑑:多摩&村山(両翼中央)
 ⇒この2つの鑑は港が存在して、観光、行政、外交などの玄関としての役割です。
  また、食材や日用品を扱う商店街も存在するのです♪
  パン屋兼軽食屋の「青雷亭(ブルーサンダー)」もここにあります!
 
三番鑑:高尾&青梅(両翼後)
 ⇒工業地区と住居区の役割なのです。
 
中央前鑑:武蔵野
 ⇒『武蔵』全体の指揮系統を司るメインブリッジですね。
 
中央後鑑:奥多摩
 ⇒武蔵野アリアダスト教導院や霊園がありますね♪
 
 
■境界線上のホライゾンと出逢った時の日記φ(・ω・ )かきかき
とにかくキャラクターが多い上にいきなり1話で豪勢に登場させちゃったもんだから、全然覚えられませんねw
しかもキャラの特徴が多種多様で人間ではないキャラもチラホラ♪
何も情報が無いままこのアニメを観たらきっと何がしたいんだろうね(*'ω'*)......ん?ってなっちゃいますね!
膨大な情報量と圧倒的な疾走感が原作では人気だって公式ホームには書いてありましたけど、その膨大な情報を効率よく簡潔にどうやって視聴者に伝えられるかって言う点がポイントになっていきそうですね♪
疾走感については1話観た限りでは十分表現出来ていたと思います・・・ただ追い駆けっこしてただけですけどね(。・w・。 )
限られた枠に中でどれだけ表現することが出来るのか注目していきたいと思います(*^o^*)
 

■総評
今まで観たことのないような圧倒的なスケールとボリューム、更に色んな要素がごっちゃ混ぜのこの作品w
SF・ファンタジー・恋愛・百合・コメディ・戦国武将・世界史・学園・ロボット・アンドロイド・バトル(肉弾・空中・魔法・艦隊)・魔女・微エロ・巨乳・巫女・侍・・・・・・・・・スライムw
挙げ出したらキリがありませんね・・・∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
1話見終わった時は大丈夫かなって心配してたんですけど・・・
なんだか見ているうちに面白くなってきちゃいましたo(*^▽^*)o~♪

異常なくらい膨大な情報量なんですけど、それをしっかり支えていたのは練りに練られた細かい設定があったからだと思うのです!
メチャクチャ自由な作風に見えるんですけど、ちゃんと一定のルールのもとでストーリー展開されてい気がします<(゚∇゚*)>
「ホライゾン」の世界で抑えておきたい設定は『流体』といわれる空間を構成する気のような要素の存在と、『通神』と言う革新的な通信技術ですね!
『通神』で印象的な技術は、必要な時にあらゆる情報を視覚的に見ることが出来るデバイスで、場合によってはテロップの様な使われ方もしていたのが面白かったですね♪
そんなデバイスに映し出される簡単な文字が、複雑な「ホライゾン」の世界を分かりやすく見せるための補助的役割を担っていたんじゃないのかなぁとも思ってます(*^^)v
例えば数々の戦闘シーンでは防御壁、攻撃目標、加速の動因などの演出としても使われてましたね♪
種族も違えば武器も戦い方も違うアンバランスな戦闘シーンに、『通神』を使った共通の演出を組み込む事で、バランスと面白みが得られている様な気がしました♪

それと、主人公の葵・トーリくんの魅力が周りのキャラ達によって引き出されていくように描かれていて、それが作品全体の魅力の一つとなっているようにも感じました♪
トーリくんの第一印象は決して良いものではなくって、ノーテンキで、無駄ににぎやかで、おバカなリーダーって印象でした。
そんなトーリくんが何で人望が厚く、生徒会会長までやっているのかイマイチ腑に落ちない印象だったんですw
トーリくんの魅力って一言でいえば「潔さ」かなって思ってます♪
行動や発言は短絡的に思えるのですけど、リーダー的野生の勘なのでしょうか・・・絶妙なタイミングで登場するので、そんな発言も「潔さ」が武器となって局面を変えてくれるんですよね♪
自分の「弱さ」や「無力さ」を理解しているところも強みなのかもしれませんね(*^_^*)
自分がよく見えてる人は、他人の事もよく見えてるんですよね♪
周りの仲間達もそんな彼を理解してるからこそ助力を惜しまず、自然と仲間が集まってくるのでしょうね♪
母性本能をくすぐる様なタイプですね(*^‐^*)ヾ(^^ )イイコイイコ
仲間との絆をこれだけ多いキャラで描写すると、個は弱くても、みんなで力を合わせればどんな強い敵にも臆せず立ち向かえるって強く印象付けられちゃいましたね♪

1期はホライゾンの感情(大罪武装)を取り戻すために旅立つシーンまでが丁寧に描かれてましたね♪
今流行りの・・・分割2クールなんですけど、この作品に限って言えば大歓迎でした!
ヽ(-0-ヽ)Ξ(/-0-)/ えーなんでー(*'ω'*)......ん?
これまでのストーリーを復習する事が出来ますし、ホライゾンの世界観を理解すればするほど面白くなってくるからです♪ (^▽^)/ジャッジ
用語集もホームページに各話ごとに記載されていますし、最低もう一回くらいは見直したいですね♪
そんな面倒な事したくないよぉーって思う方もいるかも知れませんけど、それだけの価値のある作品だと思いますよw

 
■MUSIC♫
OP曲『TERMINATED』
 【歌】ホライゾン・アリアダスト / P-01s(茅原実里)
 作品の壮大な世界観と疾走感を感じられる小気味よいデジタルサウンドのナンバーです♪
 みのりんはリズム感が抜群に良いのでアップテンポの曲でも安定感抜群ですね(^▽^)/

ED曲『Pieces』
 【歌】AiRI
 アップテンポの曲に乗せたAiRIのハイトーンボイスが頭のてっぺんを突き抜けていく印象です(*^^*)

ED曲『Stardust Melodia』
 【歌】Ceui(セイ)
 女性のシンガーソングライターで大原さやか、ゆかなといった声優さんにも楽曲を提供しているんですよ!
 幻想的で寂しげな楽曲をソプラノの美麗な歌声で聴かせてくれているスローテンポのナンバーです♪

2011.10.06・第一の手記
2012.01.09・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.14・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 92

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

設定の深さは内容の深さ

序盤 えぇわかんないわかんないw

中盤 なるほどね

終盤 なるほどねぇ

この話は説明できません!各自頑張って理解してください!私も詳しくは理解できてません!
ジャンルはバトル・恋愛・学生・ロボット・政治
まずラノベに詳しい人はこのタイトルを知らないわけがないでしょう。ファンの間では鈍器とやばれる本作品。あの辞書のような質感は物好きじゃないと買わない、と思っていた自分がいました。買いました。
まずこの作品は序盤ものすごく難しいです。全話みた段階ですら大体でしか判断できない状況なのに序盤なんて全く分からない状況です。しかし設定が深いから面白くないのかと言われればそんなはずがありません。個人的には作品の設定の深さは作品の面白さに比例していると思っています(もちろんそれがすべてというわけではありませんが)。
話を戻しますが序盤は難しいだけではなくちゃんと展開はあります。しかし、肝心な掴みは難しさでかき消されていますが興味がわいてきます。アニメなんてそれで充分です(個人の意見です)。中盤では大体流れで理解できますが主人公が本当になにもしません。盛り上がり方が素晴らしいので物語として見る分には良いと思います(主人公最強をもとめてるなら結構難しいと思いますが)。終盤は中盤の勢いを見りやり着地させた感があり「詰め込みすぎたかなぁ」という感じです。しかしトンデモ理論というわけではありません。要素がたくさんなのにも関わらず物語として成立しています。まぁそのせいでトンデモ難しくなっていますが
キャラについてです。一人一人(人外もいますが)個性が豊かだったりものすごく個性が強かったりとしますが、キャラが一人一人がいい感じ、バランスのとれたものだと思います。好印象です。

監督は小野学さん。sakiやAチャンネルの監督をなされた方ですね
シリーズ構成は浦畑達彦さん。カードキャプターさくらやはがないのシリーズ構成を担当された方ですね。
キャラデザは藤井智之、西澤真也、愛敬由紀子、鈴木勘太さん。キャラデザ原案はさとやすさんですが四人が担当しているみたいですね
劇伴は加藤達也さん。いちばんうしろの大魔王やケンプファーの劇伴を担当された方ですね。
制作はサンライズさん。ガンダムですね

作画は丁寧で機体や戦艦のクオリティが非常に戦ったです。バトルシーンが細かく迫力のある素晴らしいものでした。姉さんのキャラデザは微妙でしたがそれ以外は好きです
opは畑亜貴さん作詞、菊田大介さん作編曲、ホライゾンちゃん役の茅原実里さん歌唱の「TERMINATED」超神曲。あの喰霊ゼロのゴールデンコンビ流石です
edはAiRIさん作詞歌唱、宮崎京一さん作編曲の-Side Ariadust-「Pieces」
声優さんは違和感はなく素晴らしいものでした


総合評価 序盤さえ乗り越えればとってもいいし原作を買いたくなる(私情)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

CC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

境界線上のホライゾン

物語:告白する話ww
声優:たくさんいるよ。男も女もたくさん
キャラ:主人公のクラスメイトを押さえていれば問題なし。
作画:結構すごいと思う。ってかこれだけ大きい設定のものを表現した制作会社がすごい。もしこの作品が○○スタッフなんかが作ってたらきっと・・・
音楽:ティッシュのようにぃ~

総評:前半で切ってしまう人はたくさんいるだろう。「もったいない」っていうほど私はこの作品をオススメするわけではないが、最後まで視聴して頂ければ悪印象ではなくなるんじゃないでしょうか。←建前

もったいねぇ~。理解できなきゃ二回見ろ←本音

世界観や設定はキャパ超えている。柚稀さん、せもぽぬめさんのレビューを読んでから視聴するといいかも。


おそらく原作者は天才の類い。討論や戦闘・設定・キャラ付け・世界観。もの凄い練り込まれている。どれほどの知識を得てこの作品を制作したのだろうか、馬鹿な私には理解できません。アニメを通して表現してくださったサンライズさん、原作者である川上さん、さとやすさん、その他スタッフ・スポンサーに感謝♪感謝♪

二期制作決定ということで、楽しみですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

70.6 2 サンライズでファンタジーなアニメランキング2位
境界線上のホライゾンII(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (753)
4437人が棚に入れました
TVアニメ「境界線上のホライゾン」の第2シリーズ。遠い未来。「聖譜」と呼ばれる歴史書をもとに歴史をやり直す世界。三河争乱を経てホライゾンを聖譜連合から奪還したトーリたちは、ホライゾンの感情=大罪武装を求め、航空都市艦・武蔵で次なる目的地、浮上島・英国へと向かうことに。しかし同じ頃、英国とのアルマダ海戦に向け、三征西班牙も行動を開始していた。妖精女王の統べる英国で、トーリたちの新たな戦いが幕を開ける!

声優・キャラクター
福山潤、茅原実里、沢城みゆき、斎藤千和、小清水亜美、井上麻里奈、小野大輔、黒田崇矢、東山奈央、新田恵海、真堂圭、子安武人、名塚佳織、田村睦心、大橋歩夕、悠木碧、平川大輔、森永理科、又吉愛、白石涼子、楠大典、清水愛、真殿光昭、中原麻衣、小林ゆう、中田譲治、杉田智和、寿美菜子、白石稔、宮下栄治、田村ゆかり、白鳥哲、三宅健太

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今回主人公は、裸で飛び回ってるだけですが

難解で壮大な設定、多彩なキャラ、まるいおっぱい。
全裸の主人公。 廚二臭さが全開ながら、テンポいいバトルの連続が気持ちいい、多様式バトルアニメ、第2期です。


相も変わらず、ややこしい設定です。
理解の範疇を超えているので、世界観がなんとなーく解ってればいいや・・・って状態での視聴。 歴史上の人物に準えた役割を担ったキャラが、歴史上の争いを再現するべく戦っている。まぁ、そんなカンジと認識してます。
(↑この程度の理解しかありません^^)

設定は難しいですが、キャラの特性や性格は見た目で実に解りやすい。 1期でもそうでしたが、それとなく敵味方の認識だけ間違えなければ、バトルものとして単純に楽しむ事ができます。

メカあり、魔術あり、舌戦あり、肉弾戦あり。
実に多彩なキャラたちが、次から次へと休む間もなく戦うバトル。
政治的には複雑な事情や各国の思惑、駆け引きが存在しますが、根っこの戦う理由は実に単純明快。

惚れたオンナのために戦う。
信じたオトコのために戦う。

主人公だけじゃなく、そういう魅力的な馬鹿がいっぱいです。

斬ったはったのバトルものなんですが、隠遁とした部分は薄く、スポーツにも似た爽やかさがあるのがこのアニメの良さ。そう 思って視聴するのが楽しい。
敵も味方も、己が戦う理由に殉じてアツく戦います。戦争してますが、野望や禍根といった黒いものがそのアツさに隠れているのがいい。バトルを息もつかせぬエンターティメントとしてたたみ掛ける構成。
激しくご都合主義な戦闘ですが、むしろそれが心地よくもあります。

難解な設定を理解したうえで・・・・・なんて無駄な抵抗、しない方が面白いです、正直。(^_^;
うん、いいバトル。


戦い終わって最終回。 これも爽やかさに溢れていました。バトルの王道っぽい。
もし、3期があるなら、またこの調子なんでしょうね。 延々とバトルを繰り返してキャラが増えていく感じ。

というか、どうなったら完結になるのか、設定が理解できてないのでサッパリ想像できませんw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ありがたや、ありがたや。

拝啓

浅春の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。最近、春の暖かさを桜の満開を以って実感出来るようになりましたが、まだ寒さもちらほら姿を覗かせております。

一昨日、ブルーレイ最終巻が届きました。奇数巻には特典小説がついておりますが、かんなり分厚い特典小説で420P程ございました。内容も大変美味しゅうございました。流石ファンサービスには定評のある川上氏。これからも一生信者として貴方の作品に付き従っていく所存です。ゲームの更なる延期を知ったときは、おい!川上!おい!コノヤロウ!と文句を事あるごとに言っていた私はもうここにはいません。これからも素晴らしい作品を期待しております。つきましては、ミトツダイラとアサマチの薄い本を公式で出して頂けると有り難いのですが。いえ無理にとは申しません。ただの希望です。ハッ!巫女と思われる人間と鎖に魅入られたワン公からの強烈な敵意が!!

{netabare}正直に申し上げます。最初2期の報を聞いた時は、2クールで作ると思っていたんです。1期は流石に何とかなりましたが、原作で大ボリュームのある2期は2クールだろうと。しかし予想を裏切り、貴方はアニメスタッフと共にとんでもない偉業を成し遂げてしまった。まさかこの英国編を1クールで終わらせてしまうとは。日常シーンの大半をすっ飛ばし、作品の中で重要な場面だけを掘り下げていき、展開になるべく無理がないように仕上げる。一視聴者としましては、若干、いえ、かなり無理がある展開に見えましたが、そこは1期を上回るアクションの出来が、マイナス面を打ち消してくれました。原作ではキャラの一挙手一投足まで動きが細かく描写されているバトルシーンを映像でここまで再現してくれたことは感無量です。でも3期は出来れば2クールでお願いします。原作読んでたからいいものの、未見の人には相当苦労される部分も多かったと思われますから。

時にお友達の小野監督はお元気でしょうか? 終盤の本多二代と立花嫁のバトルの後の特殊EDの話は感動いたしました。当初予定にはなかったものの、小野監督の一声で、新たに絵コンテが描き足されたと聞きました。音楽も相まって非常に感動的なEDで、あのシーンだけは、私の中では原作を越えてしまっております。やはりアニメではキャラも動きますし、音楽もついてくるので、感動という意味では一入ではなかったかと。

特に音楽を担当された加藤達也さんの仕事ぶりは素晴らしいの一言でした。私、思わずサウンドトラックを、観賞用・保存用・布教用と3セット買ってしまいました。私の中では、熱い旋律が印象的な『焦熱領域』と2人の魔女の疾走感が特徴の『Save you from anything』は大変お気に入りのBGMとなりました。{/netabare}

最後に、ファン一同、3期の実現を強く望んでおります。
近いうちに吉報を頂けると、信じております。
それでは拙文ですが、これにて失礼致します。

敬具

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

もふもふ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

第一話→第二話→第三話

3話目

キーワードは、「ザ・土下座w」

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2話目

さらに展開が進んでいきますが、どんどん話が分からなくなります。やっぱりこれ、解説必要ですね…。

少し調べてから3話目にはいろうと思います。


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1期から観てますが、ノリだけで観てます。
意味は全然分かりませんが、なんとなく、テンポがよくって、ノリがいいので、観てます。


こまけぇことは、いいんだよ。あとで調べるから。

って人にはお勧めです。

細かいことが気になる方には全くオススメできません(笑)

ちなみに、wikiで色々調べてみましたが、用語の多さに圧倒されましたwこれ、殺人級ですよね…。ってか、このボリュームを何故にアニメ化しようとしたのかwwwこれ、2シーズンじゃまったく纏めきれませんよね?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

69.1 3 サンライズでファンタジーなアニメランキング3位
天空のエスカフローネ(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (276)
1989人が棚に入れました
神崎ひとみは陸上部に所属する占い好きな高校1年生。ある日、憧れの先輩・天野が外国に行ってしまうと知った彼女は、100m走で自己ベストが出せたら自分と付き合って欲しいと天野に告白。ところが、ゴール直前に天から光の柱のが降りると、光の中から竜と甲冑姿の少年が出現し、竜と少年の戦闘に巻き込まれたひとみは、異世界ガイアへと飛ばされてしまう。月と地球を天空に抱くその世界では、人の“想い”が世界を変える力となる。その地で、彼女は自国(ファーネリア)を滅ぼされた若き王、バァンと、彼の乗る人型機械(ガイメレフ)「エスカフローネ」、陰のある騎士アレンたちと共にガイア全土を取り巻く戦いへと巻き込まれていく。

声優・キャラクター
坂本真綾、関智一、三木眞一郎、中田譲治、飯塚雅弓、小杉十郎太、山内雅人

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「鼻」で喰わず嫌いしちゃったら、超もったいな~い(T_T);

あの、ピノキオとゆーか、カイジみたいな「鼻」で喰わず嫌いしてまちた。。なんてもったいな~い(T_T);

制作年は、なんと驚きの1996年!!
この位古いアニメとなると、大半は目に痛い崩れた作画が多いのですが、ソコはご安心めされぃ。
キャラデザはさすがに古い(&あの鼻だしw)ものがあるけれど、作画はとてもきれいです。
さすがサンライズの誇りにかけて、醜い作画崩れは許さないのでしょう。。しかしナゼ、あの鼻を許したのか?

「鼻」はともかくとして、総キャラ乙女好み狙いです。
もうちっとリアル放映に近い時期に観てれば、アレ~ンに萌えられたのになぁ、鼻め~3
大丈夫、まだバァンには萌えられました(#^.^#)
天使の羽はピュアなチェリーボーイにピッタリですね♪
萌えとは離れますが、キレっぷりが半端ないディランドゥ様(側近はみな美少年)とか、ワキを固めるキャラクター達も魅力的。
ディランドゥ様の歪んだ表情の百面相、あの病んだ声(声優さん天才!)、登場する度に鼻血吹きそうな笑いがこみあげましたww
主人公のヒトミも、フツーの女子高生っぽさが爽やかで、好感が持てます。
キャラ立ち過ぎる周りに負けないヒロインとして、そのフツーっぽさが、かえって際立つ存在感です。
ヒトミは浮気モン、ビッチなんてご意見もあるけど、ちょっと可愛いフツーの女子高生なんて、あんなモンだと思う。。揺れる乙女心ってヤツ?

キャラだけ見ると乙女向き?って思っちゃいますが、バトルシーンも半端ないです。
サンライズとくればロボット、迫力ありますよ~
戦闘シーンは迫力ありすぎて、乙女には目を逸らしたくなるシーンも。。けっこーリアルにグチャッと潰れます。
完全に乙女向きにしたいのなら、バトルシーンはイイ加減の方が良いのです。
そう考えると、誰をターゲットにしているのか、ものすごく実験的な作品とも言えるでしょう。
それにしても贅沢な実験です。
「鼻」はともかくとして、作画は当時の最高峰ではないでしょうか。

ストーリーは、今初めて観ても感動を覚える素晴らしさです。
美しい背景と音楽が、ファンタジー世界の雰囲気を盛り上げます。
乙女の胸キュンロマンスとコメディ、戦争の悲惨さと狂気、相反するものが絡み合い、天使の羽と光に象徴される収束へと。。
これが約20年前の作品だなんて、信じられないアニメでした。
この実験的作品は、そこそこの商業的成功を生み出しはしたでしょうが、
さらなる進化を遂げた類似品の量産を今日に繋げていない事実からしてみると、業界的には禁じ手というか、実験の失敗に終わったのかもしれません。
ただ、時代を超える唯一の綺羅星的作品となりえたという意味では、「天空のエスカフローネ」の実験は成功をおさめたとも言えるでしょう。。あの「鼻」以外は。。

さて、乙女なら誰でも感涙する素晴らしいラストですが、「納得いか~ん;;」という乙女も多いかと。
私はもう乙女じゃない(だから早く観たかったんだよ、鼻めっ!)から、泣かずに楽しめました。
ここからはご想像ですが、バァンの性格からして、別れたわけじゃないと思います。
国造りで忙しいから、しばらく恋愛を交えたくなかったのと、ヒトミを一旦彼女の世界に返して、数年ゆっくり将来を考えて欲しかったのでは?
バァンのぶきっちょなストイックさと、相手を思いやる優しさから、そう判断するのは自然でしょう。
だから、バァンはヒトミが成人したら、きっと迎えに来るはずです。
その時ヒトミが、どう彼の気持ちに答えるのか、その方が予測不可能ですね♪
だから乙女たち、泣かないで?
夢の王子様はけっして裏切らないのよ、
裏切るのは現実だけなのよ。。

私はディランドゥ様のラストの方が納得いきましぇん~3
キレた殺人狂らしくイッていただきたかったのに、唐突にあーなるとは。。目が点になっちゃったよ(+o+);

長々と語ってしまいましたが、
要は「鼻で喰わず嫌いしちゃったら、超もったいな~い!」でした~!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15
ネタバレ

dolce さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

昔風の画が心配だったけれど・・・

結構昔のアニメなので
出だしは画風やリアクションの古さに多少抵抗を感じてしまいましたが、
見始めるとこの世界観に見事にハマってしまいました。

さすがサンライズというか、
重量感のあるガイメレフ同士の闘いは迫力も躍動感もあり大満足です!
スピードだけがアクションシーンの良さではないことを、気付かせてくれました。
またエスカフローネの竜への変形がカッコいい!

少女が異世界に飛ばされるという設定が
鉄板のファンタジーアニメ的展開だったので心配しましたが、
最後まで飽きることなく見ることが出来ました。

メインのキャラクターに限らず
サブキャラや敵にも魅力的なキャラが多数揃っているところも良かったです。

ロボットアニメですが近未来的なロボットというより、
機械仕掛けを含んだ少し原始的なロボットという印象を受けました。
なのでロボットアニメとは言えども、SF寄りではないです。

ロボット+菅野よう子という組み合わせに
「マクロスF」と「ラーゼフォン」を思い出してしまった私ですが、
マクロスFよりストーリー良し、恋愛要素は少なめ。
ラーゼフォンよりアクション良し、複雑過ぎず分かりやすい。
という個人的な感想です。

にしてもさすが菅野よう子さん。
映像と音楽が繰り広げる世界が素晴らしかったです。

設定や展開はどちらかというとお決まりかもしれませんが、
複雑難解なシナリオや手の込んだ伏線を用意したわりに、
回収しきれなくなって中途半端で終わる最近のアニメより断然良かったです。
26話という話数の中でスピードダウンすることなく、
何よりまとまりがあり、ラストともに納得出来る内容でした。

※追記
観終わってからますますエスカフローネが好きになってしまいました!
なので評価を上げたいと思います。
やはりガイメレフの重量感ある戦闘シーンと、
なんといっても高山みなみさん演じるディランドゥがハマり役過ぎます。
何度も見返したくなってしまうところが、このアニメの魅力です。

以下ネタばれ。
ヒロインひとみ、その他の恋の行方について
{netabare}
絶対そうなるだろうと思っていたけど、
案外しぶとく最後までくっつかなかったひとみ×バァン。
でも最後でやっとくっついてくれて良かったよー。・゚・(ノД`)・゚・。
でもキスシーンがなかったことに不満を感じずにはいられない。
なぜならその前にひとみ×アレンがキスしてしまってるんで( ゚д゚;)
本命なら差をつけるか、もしくは平等のラインまで持ってきてほしかったなぁと。
まぁそんなアクションがなくても、ひとみとバァンのお互いを想ってる強さは描写的には十分だったんですが・・。
でもよー。・゚・(ノД`)・゚・。 という悔しさを残しました。

そしてアレンの妹オチ。ああ、安心しました。
これでまたミラーナに戻ったらホントに嫌いになりそうでした。
アレンは最後までひとみを好きでいてほしかったんですが、
くっついてほしくはなかったので(`・ω・´)w

ミラーナもアレンに気持ちは残ってるようでしたが、
最終的には男っぷりを上げて戻ってきたドライデンとくっついてほしいなぁ~。
ドライデン個人的にめっちゃ好きでした。

そして大好きだったミルル。
バァンのことが大好きだったのに、バァンの背中を押すシーンは感動(´;ω;`)ウゥゥ
そんなこと絶対できないわー。
でもミルルのことだから気持ちは知っていても、わざと邪魔したりするんでしょう☆

まぁこう書いてみると、一番可哀そうな役回りだったのはアレンかもしれませんw
アレンに一途だったミラーナは国のためドライデンと結婚し、
結婚を申し込んだひとみはバァンと結ばれ・・・。
隠し子設定も女子の避難を浴びる格好の材料でしたね。
優柔不断が招いた結果、一人ぼっちになってしまった図が可哀そうな気がしますが、
行方不明だった妹セレナが戻ってきたことで良しとしましょう!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

思い入れが強すぎて、レビュータイトルが決められない(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
ロボット×少女漫画×異世界ファンタジーという異色の組み合わせ。(1996年の作品なのに)作画の補助にCGが使われたり、フルオーケストラ(ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団)の音楽を使ったり、声優の「坂本真綾」さんのデビュー作(当時女子高生)など、当時は話題が盛りだくさんだったアニメ。

自分にとっては思い出のアニメ。独特のキャラデザを、よく「鼻が」とか揶揄されますが、そんなのは些事ですよ。(古い)作画が気にならない方は観てほしい♪

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
別にエロじゃないけど、確か当時(小学校中~高学年の時)は23時くらいの放送(再放送?)で、夜にこっそり起きて親に内緒で観てたw 親に内緒で悪いことしてるという妙なスリルで、倍楽しかった気が(笑)

個人的に、ジャンプ原作アニメ版以外では、ほぼ初めてちゃんと観たテレビアニメ。

今考えるとヒロインの「ひとみ」は、ただの嫌な女だが、当時は好きだったな。自分のショートカット好きは、この辺が原因かも(笑) とりあえず、ディランドゥ様の狂いっぷりは一見の価値ありですw 同名の劇場版があるけど、ほぼ別物。ストーリーもキャラ設定も全然違っているので、スピンオフ的な作品になってます。断然、テレビ版の方がオススメです。

あと、主題歌の「約束はいらない」は神曲として有名です。ついでに言うと、筋肉番付の跳び箱飛ぶ前など、結構色んなところで、エスカフローネの挿入歌が使われてますよ(笑)
{/netabare}

【余談~ あなたが好きなのは、「曲」?「歌」? ~】
{netabare}
私は車のHDに1000曲くらい適当にぶちこんで、ランダムに音楽をかけているのですが、先日、「恋するフォーチュンクッキー(AKB48)」と「未来へ(Kiroro)」が連続してかかったんです。その時に思ったこと。

当たり前だけど、「曲」と「歌」って違うものなんだな~、と。

「曲」=「作曲+作詞」で、「歌」=「声+歌い方」と言っても良いかもしれません。「曲」=「物(作品)」、「歌」=「人間」みたいな、まあ、漠然とした区別ですが。

「フォーチュンクッキー」は、AKBの中で唯一好きな「曲」です。でも、よく考えれば、「別にSKEでも乃木坂でも、多分同じくらい好きになってる」と思います。尤も、私が耳が悪いだけで、ファンの方や耳が良い人は聞き分けているんでしょうが。

一方、「Kiroro」の場合、あの透き通るような声を聴いただけで、気持ちが揺れ動くんですよね。多分「未来へ」を違う歌手が歌っていたら、こんなに好きになってなかったと思います。

(ただの「言葉」かもしれませんが、最近の若い子と話をすると、「どの曲が好き?」とは言いますが、「どの歌が好き?」とは言わない気がします。逆に年配の方は、「○○の歌が好きなの」とか言うことがあります。偶然でしょうか?)

私は小説が好きなんですが、例えるならば「曲」は「ストーリーや構成」で、「歌」は「文体や語感」なのでしょう。初めて本を読んだときは当然、「ストーリーや構成」を楽しみます。でも、2回以上に読もうと思えるのは、「文体や語感」が気持ちいい作品です(ウチのゼミの教授曰く、だからミステリーは古典になり得ない)。私が川端康成や芥川龍之介を繰り返し読んでいるのは、ここが理由です。川端の、透明感があって触れば壊れるガラス細工のような繊細な文体。芥川の、(自分自身を含め)世の中の全てを見下したような、軽く酔っ払っているような洒落た文体、それらの醸し出す雰囲気に浸りたくて、(ストーリーなんて全部頭に入っているのに)繰り返し読んでいます。

前置き(驚愕w)が長くなってしまいましたが、この「天空のエスカフローネ」のOP、「約束はいらない」は、正に、大好きな「歌」なんです(自分的アニソンNo.1)。

私は基本的に声優萌えはしないし、ライブにいこうとか一切思わないし、もっと言えば、「できることなら詳しくなりたくない」とすら思っています。声優さん含め、「その作品の一部」として完結してほしいので(志賀直哉が、小説を読むときは作者を見るな、作家の人生を知るな的なこと言ってたらしいですが、そんな感じ)。

でも、「坂本真綾」さんの「声」「歌」は、別格なんです、自分的に。(かなり気持ち悪いですが)多分、小学生だった私は、あの(顔も知らない人の)「声」「歌」に「恋してた」んだと思います(オェ~)w

そんな感覚が今でも若干残ってて、たまに「約束はいらない」を聴くと、親に隠れて、夜にコッソリとエスカフローネを観ていた時の、あのドキドキが蘇ってくるのですよ。

まあ、その後に続けて放送されてた、「トゥナイト2」も観てたから、ただの思春期猿小僧だっただけですけど(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

67.7 4 サンライズでファンタジーなアニメランキング4位
聖戦士ダンバイン(TVアニメ動画)

1983年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (142)
587人が棚に入れました
海と陸の間にある世界“バイストン・ウェル”。モトクロッサー志望の青年ショウ・ザマは、その夜、突然、仲間たちの目の前から消え去り、“オーラロード”を通ってバイストン・ウェルへと召還される。それは“アの国”の地方領主ドレイク・ルフトの仕業だった。野望を抱く彼は、地上人ショット・ウェポンがもたらした科学技術によって作られた人型兵器“オーラバトラー”を操縦する力、“オーラ力”を持つ地上人を“聖戦士”として欲していたのだ。 中世を連想させる騎士や城が存在し、フェラリオ(妖精)が暮らす、地上とはまったく異なるこの世界が、ドレイクによって支配されようとしている事実を知らされたショウは、抵抗勢力であるニー・ギブンたちと行動を共にすることを決意する。

声優・キャラクター
中原茂、川村万梨阿、土井美加、安宅誠、高田由美、田中正彦、速水奨、逢坂秀実、西城美希、立木文彦、大塚智子、横尾まり、高橋美紀、色川京子、佐々木るん、火野カチ子、曽我部和恭、大木正司、若本規夫
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

序盤・中盤はダラダラと長く退屈だが、地上編はまずまず楽しめました。

取り敢えず観終わった・・・ということでレビューを挙げておきます。

◆総評

富野由悠季監督の代表作ということで、これまで見てきた『機動戦士ガンダム』(1979年)、『伝説巨神イデオン』(1980年)の両作が、それぞれ元々4クール1年分の作品として構想されながらも、どちらも放送開始後の視聴率不振・不人気で放送短縮・打ち切り(*1)となったことと比較すると、その少し後に制作された本作は、流石に富野氏も視聴者受けを重視したのか

(1) 主人公の性格をグッと前向きでハツラツと好感の持てるものに変更して、
(2) シナリオもまずまず分かり易いものを採用した(※但し最終盤の{netabare}死者続出の欝な{/netabare}展開は相変わらず)

・・・ようで、前2作と違って本作は当初予定どおり4クールきっかり完結できたようです。

特に、第32話「浮上」以降の展開(“地上編”)は、米ソ冷戦たけなわだった1980年頃の世界情勢を反映しているのかも?な個所もあって、なかなか楽しめました(※なお第37話「ハイパー・ジェリル」は本作唯一の★★(優秀)回となりました)。
ただ、例えば第18話「閃光のガラリア」で、{netabare}自衛隊を無神経に悪者扱い{/netabare}するシーンがあったりして、今の感覚からするとやはり微妙な感想になってしまうことは否めませんが。

(*1)この両作はTVシリーズは不振で打ち切りとなったものの、その後制作された劇場版で何とか面目を保ち、富野監督と同世代の編集者・執筆者が多かったアニメ雑誌からは逆に絶賛されて、その強い影響を受けた読者層から事後的に「名作」扱いとされたそうです。


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野由悠季
総監督        富野由悠季
キャラクターデザイン 湖川友謙
メカニックデザイン  宮武一貴、出渕裕
音楽         坪能克裕
アニメーション制作  日本サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 聖戦士ダンバイン (1983年2月-1984年1月) ============

 - - - - - - - - - - バイストン・ウェル編 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 聖戦士たち ★ ショウ・ザマのバイストン・ウェル召喚
第2話 ギブンの館 ★ アの国の領主ドレイク&ギブン双方の謀略、ギブン館強襲
第3話 ラース・ワウの脱出 ★ ショウ&リムル密会、マーベル隊のドレイク館急襲、リムル墜落
第4話 リムルの苦難 ★ リムル捜索、バーンvs.ショウ、バーンのリムル救助、聖戦士ショウ
第5話 キーン危うし ☆ ショウの怪鳥ギャラン撃退・キーン救助
第6話 月の森の惨劇 ☆ ショウvs.トッド、ロムン・ギブン死亡
第7話 開戦前夜 ★ ドレイクの策謀、アの国の愚王、ニーのドレイク館潜入・リムル奪取失敗
第8話 再び、ラース・ワウ ★ ショウのシルキー救出作戦、悪妻ルーザの野心、作戦失敗
第9話 天と地と ☆ フェラリオの国、アメリカ・ダラス上空へ、バイストン・ウェル帰還
第10話 父と子 ☆ バーン隊のミの国侵攻、キブツ・キースの頼み、キブツ戦死
第11話 キロン城攻防 ★ ミの国の王ピネガン・ハンム、ドレイク軍の総攻撃、ビネガン王敗死
第12話 ガラリアの追跡 ★ 武の国ラウ国王フォイゾン・ゴウ、ドレイク軍来襲、パットフォット&エレ母娘退去
第13話 トッド激進 ☆ シルキー再度の地上人召喚、トッド&ガラリアのタータラ奇襲、トッド機撃墜 
第14話 エルフ城攻略戦 ★ ドレイクのアの国乗っ取り戦開始、ゼラーナ隊来援・ガラリア隊撃退
第15話 フラオン動かず ☆ ショットの野心、愚王フラオン・エルフ、ショウの力不足
第16話 東京上空 ★ ショウvs.ガラリア、オーラロード開かれる、ザマ家の困惑、ガラリア暴走
第17話 地上人たち ★ 新宿副都心壊滅、ショウへの尋問、エルフ城陥落、ガラリア捕獲失敗・再度の暴走
第18話 閃光のガラリア × 両親とショウの擦れ違い、ガラリア消滅 ※無神経に自衛隊を悪者扱いしてる点がかなり微妙・・・
第19話 聖戦士ショウ ☆ ショウ再度BWへ(ラウの国)、ショウVS.新召還者、ショウとマーベルの再会
第20話 バーンの逆襲 ★ ショットの新機(レプラカーン)、ショウvs.バーン
第21話 逃亡者リムル ☆ 元音楽教師ミュージィ・ポーvs.ショウ、ポーの実父圧殺、リムルとニーの再会
第22話 戦士リムル・ルフト ☆ リムルの無謀な出撃
第23話 ミュージィの追撃 ☆ 新召還者(フェイ・チェンカン)vs.ショウ、フェイ戦死
第24話 強襲対強襲 ☆ トッド回復・ビショット(クの国王)仕官、新召還者(アレン)vs.ショウ、トッド機来襲
第25話 共同戦線 ☆ バーンとトッドの再会、ショウvs.バーン、リムル奪取(トッド)
第26話 エレの霊力 ☆ 新召還者(ジェリル)のエレ母子襲撃、エレの予知能力、トッドvs.ショウ、ドレイク&ビショット同盟本格化
第27話 赤い嵐の女王 ★ 異世界レッドサッド漂着、シーナ(ナの国女王)との出遭い、BW帰還
第28話 ゴラオンの発進 ☆ ドレイク軍のタータラ城攻撃、ラウ王の隠し玉(巨艦ゴラオン)
第29話 ビルバイン出現 ★ タータラ城陥落、ショウvs.アレン、ポイゾン王戦死、アレン戦死
第30話 シルキーの脱出 ☆ ナの国の援軍到着、ショウのドレイク館侵入・シルキー救出、ジャコバ・アオンの裁き
第31話 黒騎士の前兆 ☆ 入り乱れるドレイク&ビショットの思惑、両軍のナの国侵攻、黒騎士vs.ショウ、ジャコバ・アオンの怒り{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - 地上編 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第32話 浮上 ★ 戦闘者・兵装全て地上へ、黒騎士の執念
第33話 マシン展開 ☆ ショウvs.トッド、トッド機の異変、撃退
第34話 オーラ・バリアー ☆ 地上戦の困難、バーンの涙
第35話 灼熱のゴラオン ★ 地上軍の核兵器使用、地上軍特使トルストール戦死 ※エレの特殊能力発動は唐突×
第36話 敵はゲア・ガリング ★ 米国企業との取引(高性能レーダー導入)、ビショット軍来襲、エレの決意
第37話 ハイパー・ジェリル ★★ 地上軍&ジェリル機来襲、ジェリルのオーラ力暴走・自滅
第38話 時限爆弾 ★ ソ連特使の核持込・ゴラオン爆破計画、マーベル貢献
第39話 ビショットの人質 ★ トッドのマーベル捕獲、ビショット&ルーザの姦策、シーラの決断、マーベル救出(黒騎士のサポート)
第40話 パリ炎上 ★ ビショット艦への偽装投降、黒騎士vs.ショウ
第41話 ヨーロッパ戦線 ★ シーラと英国女王の会見、ビショット隊vs.シーラ隊&エレ隊、シーラ負傷、ジャバ戦死
第42話 地上人の反乱 ★ オスロ市民の抵抗、ビショット隊vs.エレ隊、リムル逃亡失敗
第43話 ハイパー・ショウ ★ 北海の戦い、ロンドン防衛戦
第44話 グラン・アタック ★ ドレイク軍のシーラ艦波状攻撃、ゼラーナのドレイク艦強襲
第45話 ビヨン・ザ・トッド ★ エレ艦のビショット艦急襲、ショットの小型戦艦出現、トッド戦死 
第46話 リモコン作戦 ☆ ミュージィ偽装投降作戦、米軍機のビショット艦体当たり攻撃
第47話 ドレイク・ルフト ★ ゼラーナ轟沈、ドレイク&ビショット各々の思惑
第48話 クロス・ファイト ★ 乱戦、エレ死亡、リムル死亡、ルーザ死亡、ビショット死亡、エレ艦&ビショップ艦轟沈 ※オーラ力云々を粗雑に使うのは止めてほしかった×
第49話 チャム・ファウ ★ スプリガン轟沈、マーベル戦死、ドレイク艦&シーラ艦轟沈、ショウ&バーン相撃ち、浄化{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)28、☆(並回)19、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「ダンバイン とぶ」
ED 「みえるだろうバイストン・ウェル」


※なお、本作からの派生作品として『New Story of Aura Battler DUNBINE』、『リーンの翼』のOVA2本が制作されているので、併せて評価しておきます。

このうち、

(1) 『New Story of Aura Battler DUNBINE』の方は、特に見るべき所のない後日譚でしたが、
(2) 『リーンの翼』の方は、富野氏の戦争観をもしかしたら垣間見せてくれているのかも?な異色作でした。
(※個人的には突っ込みどころが多過ぎて余り高く評価しませんが、それでも、いずれ再視聴して、ちゃんとレビューしてみたい作品となりました。)


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◆制作情報(New Story of Aura Battler DUNBINE)
{netabare}
原作         富野由悠季
監督         滝沢敏文
キャラクターデザイン 幡池裕行
メカニックデザイン  出渕裕
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== New Story of Aura Battler DUNBINE (1988年2-8月) ========
{netabare}
第1話 復活 ☆  ※1988年2月25日
第2話 七百年の野望 ☆  ※1988年5月25日
第3話 地上に近き者 ★ ※1988年8月25日{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5

主題歌 「Last No」(第1話)
     「モノローグを染めて」(第2-3話)

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◆制作情報(リーンの翼)
{netabare}
原作小説       富野由悠季(雑誌『野生時代』1983-86年連載)
総監督        富野由悠季
脚本         高山治郎、富野由悠季
キャラクターデザイン 工藤昌史
メカニックデザイン  篠原保、沙倉拓実
音楽         樋口康雄
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== リーンの翼 (2005年12月-2006年8月) =============
{netabare}
第1話 招かれざるもの ☆ ※ラスト近くの安直に子供を使った演出がイマイチ×
第2話 ホウジョウの王 ☆
第3話 地上人のオーラ力 ☆
第4話 王の奸計 ☆
第5話 東京湾 ★
第6話 桜花嵐(おうかあらし) ★{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)4、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9

主題歌 「MY FATE」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

富野監督のライフワーク

いつもいつまでも、バイストンウェルはお気に入りのようです。

ロードスよりも古いので日本で最初のドラクエ系ファンタジー(アニメ)ではないかといわれています。
そんなことはどうでもいいですが、
モンハンよろしく(まぁあのゲームの防具をみれば・・リスペクトを感じるでしょう)野生のモンスターから剥ぎ取りをして装甲や筋肉をつくる設定がたまりません。
動力は人間の精神力(オーラちから)、ロボットというかただの鎧なんです。
一般的な魔法も存在せず、魔法といわれてるものは地上界から迷い込んだ人間の科学力になっています。
楽しそうでしょ?世界観はほんとうによくできてるんです。
あまり早すぎた、先を行き過ぎたともいえます。


富野監督が目を離した?隙にスポンサーの力であらぬ方向へ進んでいったそうです。『ダンバイン』。。。
だれがスポンサーだかわかりやすいです。トミーもですけど。

それの象徴がビルバイン。後継機(テコ入れ)は反対ではなかったらしいのですが世界感からかけ離れたあのカラー、デザインが怒りにふれたそうな。
しかしながら後年打ち切りはビルバインのおかげで回避できたとも・・。
せめてもの反抗か後期には迷彩カラーに。

ゲームででも興味もったかた 時間があれば観てみてはいかがかと。最初と最後はおもしろいです。非常に魅力的で荒削りな作品です。
焼き直ししてほしいなぁ・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ひたすらカッコいい。

どうせストーリーとかキャラクターについては既にさんざん語られているに違いないので、本作のカッコよさをアピールしておきます。

1. OPがカッコいい
主題歌『ダンバインとぶ』ですがイントロのチョッパー・ベース、現MIQ(当時: MIO)さんのボーカル、(特に1クール目の)背景アニメーション、歌詞のいずれをとってもカッコよくないところがないという素晴らしいOP。当時の主題歌なので主役メカ「ダンバイン」の名をサビで連呼してしまうのはご愛敬。

2. オーラバトラーがカッコいい
実はたいていのロボットアニメで主人公機はあまりカッコよくないと思ってしまう派なのですが、そんな私でもダンバインは文句なくカッコいいと言える。

もちろんドラムロ、レプラカーン、ダーナ・オシーなどのカッコよさには及びませんが…。そしてビルバイン、お前は顔を洗って、もとい色を塗り直して出直して来い(笑)!

3. 世界観がカッコいい
文明はほぼヨーロッパ中世レベルなのに、オーラマシンのテクノロジーだけ突出してしまっている異世界バイストン・ウェルのファンタジーな設定が素晴らしい。妖精(フェラリオ)とかもいるし。いや、文明が中世レベルなんで(ガロウ・ランへの)差別とかもあるんですけど…。

4. ドレイク・ルフトがカッコいい
いや、敵の親玉を褒めるなっていう話なんですけどこれがヨーロッパでは凄くモテそうな精力的な漢なんですね。ハゲですけど(笑)。(← なのでアニメファンへのウケは悪そう)

知っている人は知っているエンディングのせいで物議をかもしたりする本作ですが、そんな最終回も含めて大好きな作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

67.6 5 サンライズでファンタジーなアニメランキング5位
犬夜叉完結編(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (303)
1729人が棚に入れました
現代と戦国時代を行き来するかごめと犬夜叉は宿敵・奈落の急所ともいうべき心臓の在処を、ついに神楽から明かされる。
殺生丸や、四魂のかけらを持つ琥珀、鋼牙を巻き込み奈落を裏切ろうとする神楽と魍魎丸たちの暗躍。四魂の玉を完成させ、奈落を滅しようとする桔梗だが、奈落は、邪な人間の心を手に入れて待ち受けていた。四魂の玉が完成するとき、最終決戦が開始される。
果たして、犬夜叉とかごめは、弥勒、珊瑚、七宝とともに明日を見ることができるのか…。

ぎゃわ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

殺りん好きにはたまらない

超絶だいすきなアニメ!
実をいうと完結編前の犬夜叉はあんまり見てないし
よくわかんない人物とかはいたけど
気にしないで見てたらすごくおもしろかったです(*^_^*)

わたしは特に殺りん、殺生丸様御一行が好きで
そこらへんのエピソードもちょいちょい書かれていて
ほっこりしました(*^_^*)
まじでいい回があります!!!

終わり方も満足です!!

犬夜叉だいすき!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

弑羅魏優夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんてことなの!?

観終わりました.....観終わってしまいました。
アニメ犬夜叉終了です。
観終わった直後の心境で語っているので落ち着きがないですが御了承ください。

以前のアニメ犬夜叉は途中というか、中途半端な形で終わっていましたが、今回は終わりまでのお話でした。
今回もやはり原作に忠実ですごくよかったです。
ただ、今回は全26話という短い話数でまとめているため、原作をかなりカットしており、展開が早いと感じる部分も幾つか見受けられました。25話でも感じていたのですが、「終わりよければなんとやら」で、只今大満足で感動中です。
良すぎますよ、やっぱり面白かった!!
涙あり、笑いあり、緊張ありのこの物語ですが、最後まで笑顔を与えてくれました。皆大好き!!
今回は、昼ドラのドロドロも終わったし、兄弟喧嘩も解決!そして因果関係までも全部きっちり解決されています。
見ている此方も暖かい気持ちになりました。
かごめ・犬夜叉以外の他の人達、みんなこれからも末永く幸せでいてほしいです。
ありがとうございました!!!

そして、いつかまた全話観たいと思います!
1からまた!!!

犬夜叉~、犬耳は最後まで最高だったよ^p^/

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

テンポ早めで消化されてる作品

アニメ自体が5クールなど出来る事が無くなったので
2クールでストック分を昇華させています
なので、テンポが速いです
無印の方を見ていた人は展開が早いと思うかもしれないです

一応、無印から完結編を見ましたが
話には普通についていけました

犬夜叉は長期連載だけどグダグダな所もあったので
完結編の2クール作品としては良く出来上がってるとは思いました


完結編と謡ってる事もあって
ちゃんと完結してくれるんで、無印で気になった方は視聴推奨です

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

69.1 6 サンライズでファンタジーなアニメランキング6位
夏色キセキ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1003)
4418人が棚に入れました
人気声優の4人組ユニット「スフィア」が、12年放送予定のオリジナルテレビアニメ「夏色キセキ」で主演を務めることが明らかになった。メンバー4人全員で主演を務めるのは初めてといい、監督は「機動戦士ガンダム00」の水島精二さんが務める。 スフィアは、寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遙さん、豊崎愛生さんの4人で09年2月に結成されたユニット。10年11月に日本武道館、今年4月に幕張メッセで単独ライブを行うなどパフォーマンスにも定評があり、7月には日本テレビで初の冠番組「スフィアクラブ」をスタートさせた。今回の「夏色キセキ」で、高垣さんは紗季(さき)役、寿さんが夏海(なつみ)役、戸松さんは優香(ゆか)役、豊崎さんは凛子(りんこ)役をそれぞれ演じる。

声優・キャラクター
高垣彩陽、寿美菜子、戸松遥、豊崎愛生、沢城みゆき、真堂圭、三木眞一郎、山崎和佳奈、長沢美樹、名塚佳織、子安武人、恒松あゆみ、宮野真守、鈴村健一、MAKO、斎藤千和、沼倉愛美、五十嵐裕美

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

デキるオタクはここで判断している?

”四人だけの秘密は、夏色の空に溶けたキセキ”

朝起きて、学校に行き、放課後は友達と過ごす。
楽しいことも、悲しいことも、4人一緒に体験する。
ずっと続くと思っていたあたりまえの毎日。

そんな彼女たちに、ひと夏のキセキが舞い降りる。
これは、下田の町で育った4人の少女の物語。

暑くてさわやかな夏色キセキがきっとあなたを包み込む・・・。

夏色キセキ 第1巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第1巻。
中学2年生の紗季、夏海、優香、凛子の仲良し4人組が、夏休みに体験した不思議な出来事を綴る。
人気声優ユニット・スフィアが声を担当。
オーディオコメンタリー
第1話「11回目のナツヤスミ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生、
水島精二、浦畑達彦

夏色キセキ 第2巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第2巻。
中学2年生の紗季、夏海、優香、凛子の仲良し4人組が、夏休みに体験した不思議な出来事を綴る。
オーディオコメンタリー
第2話「ココロかさねて」水島精二、菊田浩巳、宮本朋律
第3話「下田ではトキドキ少女は空をとぶ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第3巻
下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第3巻。
花木屋旅館に酒を届けに来た憧れの先輩・貴史に紗季のことを尋ねられた優香は、貴史が紗季に想いを寄せているのだと悟る。
オーディオコメンタリー
第4話「ユカまっしぐら」戸松遥、木村隆一、水島精二
第5話「夏風邪とクジラ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第4巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第4巻。
紗季とのペアでの最後の試合が決まり、気合が入る夏海。
一方で、母親が仕事で出張のため家事もこなさなければならなくなり…。
オーディオコメンタリー
第6話「夏海のダブルス」寿美菜子、高橋龍也、水島精二
第7話「雨にオネガイ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第5巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第5巻。
夏休みも半ばを過ぎたある日、引越しを控える紗季は、夏海から「4人で旅行に行こう」と誘われる。
オーディオコメンタリー
第8話「ゆううつフォートリップス」高垣彩陽、綾奈ゆにこ、水島精二
第9話「旅のソラのさきのさき」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第6巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第6巻。
台風が来るというニュースを聞き、4年前の台風に関する出来事を思い出そうとする夏海たち。
だが4人の記憶がどこか曖昧で…。
オーディオコメンタリー
第10話「たいふうゆうれい、今日のオモイデ」豊崎愛生、村井さだゆき、水島精二
第11話「当たって砕けろ! 東京シンデレラツアー」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第7巻
サンライズ制作、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第7巻。
夏海が目を覚ますと、そこは東京のホテルではなく下田の自分の部屋だった。
そこへ優香から「今日が昨日になっている」と電話が入る。
オーディオコメンタリー
第12話「終わらないナツヤスミ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生、
水島精二、浦畑達彦

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【水島精二氏】
2015年秋放送:「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」
過去に関わった作品(例):「夏色キセキ」(監)/「UN-GO」(監)/「機動戦士ガンダム00」(監)/「鋼の錬金術師」(監)

さまざまな良アニメに関わる監督としてネット界でも度々話題にのぼるほど。ちなみに同業で同姓の水島努氏とは血縁関係はないそうだ。

テレビアニメの他にも昨年ヒットした劇場作品「楽園追放 -Expelled from Paradise-」でも監督を務めている。

2012年4月から同年6月まで毎日放送ほかで放送された。全12話。

声優ユニット・スフィアの4人が主要担当声優を務めており、それぞれの特徴を踏まえたキャラクターデザインとなっている。2011年9月17、18日に国立代々木競技場第一体育館にて開催されたライブにて初めて発表された。

元々、スフィア結成時に4人を主役にしたアニメを作る構想があり、それが3年の時を経て形となった作品である。

内容は静岡県下田市を舞台として、同地域で育った女子中学生の日常が描かれている(下田海中水族館など市内の各所風景も登場)。また、8話と9話では伊豆諸島の八丈島が登場している。

また、コンビニエンスストアのローソンが制作協力しており、作中にも実名で登場するほか、同チェーンとのコラボレーションも実施された。その他にも、いくつかの実在する企業・店舗・車両などが作中に実名(あるいは看板・ロゴなど商標類、カラースキームなども改変なし)でそのまま登場している。

オープニングテーマ
「Non stop road」
エンディングテーマ
「明日への帰り道」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 42
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

無邪気な世代

7話まで観たところでしばらく放置していたので、
最終話が終了したところで一気に最後まで観てみた。
{netabare}
他力本願だった彼女達にも、具体的な希望ができたおかげで
少し変化があり、案の定・・オーディションを受けることに。
オーディションの光景、けっこう時間割いて細かく描かれており
{/netabare}

大昔、自分も似たような緊張感を味わったことがあっただけに
リアルに彼女達のドキドキと不安が伝わってきて、不覚にも涙がじわり。
懐かしいというよりは、あぁ青春だよなぁ~ってその若さと
目標に向かってひたむきにダンスの練習をするあたりとか、
素直に感動できる部分ではあった。

がしかし、なかなか盛り上がりに欠けてしまったのは
こちらの期待が大きすぎたからなんだろうか?
いやいや、スフィアのファンでもないし、それほどでは・・

ただ、幼い頃よく旅行に行った伊豆急下田の風景が見れた事や
彼女達のはじけるような明るいOP曲が、とても良かったし
観るたびに毎回、なんだかんだ元気をもらっていた気がする。

(以下はこれまでの感想)
------------------------------------------
<7話まで視聴>

これまで、何度か途中で断念しかかったが、
なんとかまだ視聴を続けている。
暗黙の了解で、スフィアを売り出すための作品であることは
重々承知の上でいるわけだけれど、
4人の女の子それぞれはけっこうかわいいと思うし、
くだらないことでワーワーキャーキャー騒いだり、
つまらないことでケンカしたり、意地張ったりしてるのを観て
そういえば中学女子ってこんな感じだったなって思いながら、
個人的にあたたかい想い出のある伊豆下田の風景を眺めるのも
悪くはないなと。

しかし、どうもねぇ・・あのお石様頼りにしすぎるのが、
なんとも思春期らしいっちゃらしいのだけど、
何でもかんでも石にお願いしてるのが共感できず・・

だって夢は、運とかチャンスも影響するだろうけれど、
基本的には自分の努力で叶えていくものだろう?
そうでなければ、叶った時のありがたみも、喜びも半減するし
果ては将来・・自分の半生を振り返った時や、子供が出来た時
胸を張っていられないよ?きっとね。
少なくとも、いざ何かあったとき、自力で乗り越えていくスキルは
他力本願だけだと全然育たないから。

ついつい、そんなことを思って、彼女達を心配しつつ
なんとか自分達の努力だけで夢を叶えて欲しいなと
見届けたい想いだけで、視聴を続けている。たぶん今後もね。


(以下は第1回視聴後の感想)
==========================================

静岡県下田市を舞台にしたオリジナルアニメで、
今のところ2話まで視聴済みだが、どうやら女子中学生4人の
友情と夢の実現を日常風味で描いていくストーリーのようだ。

声優ユニット・スフィアの4人がメインキャストを務めているので
オチはだいたい見えているものの、どう見せてくれるかで
人気の度合いは決まってきそう・・

ただ、今まで幾度となく旅行した下田での記憶が
懐かしくよみがえってくる街並みの風景は、ちょっと嬉しい。

彼女達の、ケンカなんかを見ていると、中学生らしさ満載で
家族との距離感、接し方なんかもリアルだなと。

大きな起伏も今のところなく、遠い目で眺めている感じだけど
今後、大きなキセキが舞い降りるらしいことは必至。

女の子たちのキャラデザは、いろんなアニメで登場してきたような
わかりやすい雰囲気で、素直にかわいい。
彼女達が歌うOP、EDも、なかなか良い感じ。
でも、スフィアのファンだったりする人のほうが
いろんな部分で、もっとずっと深く楽しめるのだろうなぁ。

そういう意味では、スフィアファンのための作品かなと。
4人の女子でご当地アニメとくると、『たまゆら』を思い出すけれど、
この『夏色キセキ』は、まだ幼さの残る中学生らしい友情と、
ほのぼのとは違う、適度に躍動感のある感じがポイントかも。


ちなみに声の出演は・・

逢沢夏海=寿美菜子
水越紗季=高垣彩陽
花木優香=戸松遥
環凛子=豊崎愛生

そのほか、沢城みゆき、三木眞一郎、名塚佳織、
子安武人、宮野真守、斉藤千和など。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ひと夏のキセキ(*´▽`*)

幼馴染である4人の女子中学生が経験する
不可思議な一夏を描いたオリジナルアニメ。
全12話。


タイトルにもあるように彼女達に起こる
「奇跡」が主題となっているこのアニメ。
ただ、それだけではなく、彼女達が今まで歩できた
そして歩むであろう「軌跡」を想起させるような
側面を持つストーリーになっていると思います。
意外に深くてびっくりw

基本的には女子中学生の青春もの。
日常、夢、あこがれ、悩み、恋といった
この年代の等身大の姿をしっかりと描いており
懐かしむと共に共感できる点が多かったですw

しかし、この作品の最大の特徴は「スフィア」
「スフィアによるスフィアのためのスフィアアニメ」
であるというところ。 間違いなくコレw

寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生の4人で
結成さられた声優ユニット「スフィア」
皆さんそれぞれに朝から深夜まで沢山の作品で
活躍されている人気声優ですね(・∀・)/″
おいらも決して嫌いではありませんw

ただ、声優ユニットありきの作品に些か抵抗感を
感じながらの視聴に……
が、途中から全然ヘーキw 普通に楽しんでましたw
内容さえしっかりしてればOKって事ですかねww


まぁ、良くも悪くも「スフィア」のための作品。
彼女達のファンにとっては見逃せないアニメかと。
当然、その逆も然りだと思いますが(;´∀`)

トータルは無難にまとまった作品という評価です。
声優なんて気にしないという方には
彼女達の成長を青春物語を楽しんで頂ければと。




《キャスト》
逢沢 夏海(CV.寿美菜子)
水越 紗季(CV.高垣彩陽)
花木 優香(CV.戸松遥)
環 凛子(CV.豊崎愛生)



《主題歌》
OP
『Non stop road』/スフィア
ED
『明日への帰り道』/スフィア

投稿 : 2024/12/21
♥ : 50

65.9 7 サンライズでファンタジーなアニメランキング7位
覇王大系リューナイト(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (42)
301人が棚に入れました
騎士に憧れる見習い騎士アデュー。真の騎士になるため、「アースティア」の中心に突き刺さっている剣、通称「アースブレード」に向かい旅を続ける。旅先で出会う仲間達(魔法使いのパッフィー、忍者のサルトビ、僧侶のイズミ)と共に旅を続ける途中、アースティアの支配を目論む敵に立ち向かう。

声優・キャラクター
優希比呂、矢島晶子、小杉十郎太、西村朋紘、折笠愛、置鮎龍太郎、松本保典、関俊彦、永島由子、辻谷耕史

はとぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

王道を行く王道

騎士道大原則!!

懐かしい作品ですね。

かなりの数のキャラクターがそれぞれリューという専用のロボを扱い、冒険をするという物語です。
いわゆるファンタジーRPGをアニメにした感じです。

今はもうアニメなんて当たり前のように受け入れられているので、
今とは違って少し声優さんの演技が大袈裟風なところもありますが、それはそれで楽しめます。

やっぱり昔のアニメなので、今から比べると綺麗な作画ではなく、キャラクターもどことなく古臭い感じはあります。

若干子供向けな空気もなくもないですが、とにかく熱い。

リアルタイムで見ていたときはもう毎週楽しみにしていました。

wikiなんかを見ていただければわかると思いますが、とにかく設定が凄い練りこまれています。
とても覚えられたものではありません。ですが何となくわかってしまうのが不思議です。

全52話と長いですが、個人的にはオススメです。
DVDBOXなんかも出てたはずです。

コミック版もありますが、こちらは全3巻でアニメとは全然別物です。ちょっと試しに読んでみるぐらいならありだと思います。

興味があれば見てみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

66.5 8 サンライズでファンタジーなアニメランキング8位
舞-乙HiME(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (226)
1298人が棚に入れました
奨学金を得て、風華学園に転入することになった鴇羽舞衣は弟の巧海とともに、フェリーで風華学園に向かう途中、漂流していた美袋命を助けたことが縁で、楯祐一・宗像詩帆とも知り合う。
楽しい船旅はやがて、玖我なつきの襲撃で終わりを告げる。なつきの目的は美袋命だったが、場に居合わせた舞衣はHiMEとしての能力が発現し、なつきの攻撃を防御してしまう。舞衣の覚醒を目の当たりにしたなつきは、舞衣に学園に来ないよう忠告する。
舞衣はなつきの忠告の意味を理解できないまま、学園生活を満喫していたが、弟の巧海がオーファンというなぞの生物に襲われた時、チャイルド(HiMEの能力により呼び出されるモンスター)を召還し、巧海を無事に助ける。
しかし能力に目覚めたことで舞衣達は「HiME」や「オーファン」にまつわる事件に次々と巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
菊地美香、ゆかな、小清水亜美、進藤尚美、千葉紗子、岩男潤子、栗林みな実、斎賀みつき、野川さくら、比嘉久美子、新谷良子、清水愛、松岡洋子、小西克幸、石田彰

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

スターシステムが巧く機能

「舞-HiME」の後継と位置付けされる本作。
キャラを俳優みたいに再使用する、
アニメでは珍しい『スターシステム』を採用しています。
前作で脚光を浴びていたキャラが舞台の袖に回ったり、
目立たなかったキャラが活躍を魅せたり、
と、これはこれで面白かったです。


物語は「舞-HiME」とは全く異なります。
ただ、『HiME』の能力など、基本的な設定は同じです。
ここでは、『乙HiME』となりますが。


あらすじは省略させて頂きますが、
前作同様、美少女バトルものです。
世界観では今作、雰囲気では前作って感じです。
お互いに長所があり、どちらが面白いのか比べるのは難しいですが、
キャラ萌えの点ではこちらの方が勝るのではないかと。
展開の激しさならあちらが圧倒してると思います。
結果、どちらも面白いです。


ということでキャラについて。
上でも述べましたが、立場は違えど前作のキャラがそのまま出てくるので何か感慨深いものがありました。
特に前作の主人公である舞衣が出てきたときは嬉しかったです。
やはり主人公の風格らしきものを感じました。
それと、前作では厄介者だったシホがネタキャラに化してたのが笑えました。

そして、今作の主人公アリカは前作には登場しない娘でしたが、けっこう好きですね。
マシロ女王との絆も素敵でした。
萌えるならマシロ女王?


OP1「Dream☆Wing」 歌ー栗林みな実
OP2「Crystal Energy」 歌ー栗林みな実
ED「乙女はDO MY BESTでしょ?」 歌ー菊地美香/小清水亜美

EDは前作と雰囲気がガラッと変わり、何やら楽しげな曲。
確かに前作より鬱要素は減りますし、
キャラの個性から考えてもこの曲で良かったと思います。



前作の怒濤の展開に魅了された方からすると、やや物足りなさを感じるかもしれません。
現に私もそうでしたので。
と言っても他の作品に比べたら、十分激しい物語だとは思いますが。

あちらを観たならこちらも観るべきだと私は考えます。
やはりキャラ面での嬉しさ楽しさがありますし、笑える点も増えていますのでおすすめです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ファンサービス満点の良質エンターテイメント

舞-HiMEの後継作品。ネットスラング「ばっちゃが言ってた」は本作が元ネタ。
正式な続編ではなく、アニメでは珍しいスターシステム(キャラは共通だが世界観は別物)を採用している。

単純に物語を追うだけなら前作を見てなくても問題ないけど、
舞-HiMEのキャラがこっちではこんな風になってるのかーという楽しみ方ができないのは実に勿体ない。
「キャラアニメ」としては、前作視聴は必須でしょう。
主要3名は新キャラで(マシロは前作にもいたけど・・・)、旧作メンバーが脇を固めるという構図。

舞台は現代日本から近未来の西洋風の世界観に一新され、スケール感も大幅アップ。
前作での「HiME」は本作では「乙HiME(オトメ)」と呼ばれ、少女たちの憧れの職業であると同時に、
その人智を超えた能力は国家間の争いの火種にもなっている。

前作同様、中盤を過ぎた辺りから怒涛の展開となるわけですが
(後期OPの初見時の興奮は今でも忘れられない・・・舞衣の登場には震えた)
前半の明るい作風の中でも「対立」に至るまでの伏線が周到に張られているので唐突感はない。
ラストもご都合主義ではないし、その辺りの前作の問題点をきっちり解消してきたのは見事。

ストーリーの完成度は確実にこちらが上でしょう。
とりわけ素晴らしいと思ったのはマシロの成長劇。王女としての心境の変化がよく描かれている。
ただ前作に比べると、思わず画面に釘付けにされてしまうほどの張り詰めた緊張感であったり、
こちらの予想を上回るような展開はあまりなく、インパクトという面では若干不足している。
またキャラ数が前作以上なので、全員捌き切るのは流石にこのスタッフでも困難だったか・・・

それでも展開の盛り上げ方は流石サンライズということで上手かったし、梶浦由記の劇伴も最高。
オトメに変身するシーンも迫力がありますね。「マテリアライズッ!」叫びたくなること必至。
ローブのデザインがダサいのはご愛嬌(笑)

オトメ養成所であるガルベローベでの、下級生が上級生の身の回りのお世話する制度とか、
当時流行ってたマリみての設定リスペクトなんだろうか。いいですわね、この「乙女の園」感。
本当に色んな意味で美味しい要素を詰め込めまくった、サービス精神溢れる良質エンターテイメント作品です。

それにしてもスターシステムはもっと他の作品でもやって欲しいですね。
キャラデザを流用することで生みの苦労や労力の軽減になる・・・ってばっちゃが言ってた。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミスマリアもマテリアライズ♪

「舞-HiME」の後継作品。※続編ではない。
舞-乙HiMEと書いて「まいおとめ」

コンセプトはより明確に「私の乙女」
優雅に舞踏する様に戦う 優美な乙女=戦う乙女。

「スター・システム」を採用し、前作の登場キャラを
略そのまま登場させている為、パラレルワールド風
の仕上がりになっている。

また、其れ等の設定を活かした前作からの小ネタも
多く含まれ、如何にも関連性が有る様に描いてる。
※声優繋がりネタやキャラデザ繋がりネタの様に・・

舞台は地球ではなく何処かの惑星エアル・・あえる?

所謂ロストテクノロジー風に技術や文化が混在して
いるスチームパンク風の世界観のSFファンタジー♪

前作同様に、学園ラブコメ要素を含んでいるものの、
国家間や謎の組織等との抗争が軸になって展開する。

前作のようにエレメントやチャイルドを具体化する
能力ではなく、HiMEが武装化する。(一部例外有り)

新規キャラは萌度?が増した幼い感じのデフォルメ。
全体的に明るく陽気な雰囲気になっている感じ。
キメ顔や決めポーズ等は前作より圧倒的に丁寧な絵。
前作に登場したキャラ原型は成長から?綺麗に進化。
※前作とはキャラが被ってるけどあくまで別人設定。

学園も宝塚音楽学校風のシステムを意識した女子校。
前作でも百合傾向だったけど、百合度が増している。


「乙Type Highly-advanced Materialising Equipment」
※乙式高次物質化能力を持てるのは限られた少女だけ。

その中でも特に優れた者のみ「マイスター」という資格
を得て其々の国を代表する者の護衛職についていた。

マイスター1人で国を滅ぼせるほどの力があり・・各国
は優秀なマイスターを保有する為維新をかけてる。

結果的に各国に居るマイスターが全面戦争の抑止となり、
決闘等を行う事で秩序が保たれているという。

全世界の少女が憧れる職業「乙HiME」を目指して世界唯一
の、「乙HiME専門学校ガルデローベ」に集う少女達の物語♪


アリカ・ユメミヤ(菊地美香)
主人公で辺境自治区出身の典型的な元気印の田舎娘。
亡き祖母に育てられ出生に謎が多い天涯孤独の少女。

ニナ・ウォン(小清水亜美)
アルタイ公国出身で優秀な実力を持つ真面目な努力家。
所謂優等生で冷静沈着。ストイックな雰囲気が強い。

如何に相反する性格の二人は・・最悪の出逢いをする・・
といっても脳天気なアリカには自覚がなく・・何時も
一方的にニナが被害を被るのですが・・

そんな二人はヴィントブルームの街でビルから落ちて
くる謎の少女を偶然助けるが、傲慢で虚勢を張る少女は

マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム(ゆかな)
ヴィントブルーム王国の王女。15年前の王宮襲撃事件で
一度行方不明になったことから偽者の王女ではないか?
という疑惑を持たれている。

救出したのも束の間・・謎の敵の襲撃を受ける・・
巻き込まれる形で奮闘するものの・・情勢は不利・・
敵の戦力は圧倒的・・どうなる?

何だかんだでこの3人を中心に、色々な人との交流や
謎の組織や国々の謀略に翻弄されつつ成長していく様を
時にコミカルに時に深く悲しく描いていく。

キャストの声優から役どころが略ネタバレするので割愛。
兎に角・・前作以上に人気声優が多く出ています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

72.1 9 サンライズでファンタジーなアニメランキング9位
BRIGADOON[ブリガドーン] まりんとメラン(TVアニメ動画)

2000年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (161)
819人が棚に入れました
時は1970年。大阪万博の開催まで一年をきったある日、東京下町の長屋に住む平凡な少女浅葱まりんは突如空に現われた異世界「ブリガドーン」からやってきた謎の生体兵器(モノマキア)に襲われる。その時、根津神社に御神体として祭られていたアンプルの中から別のモノマキアが現れ、まりんを救う。彼の名はメラン・ブルー。まりんを守るのが任務だという。二つの世界の運命をかけた戦いが始まる。

duke さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

最近のアニメにはない傑作です!!!!

まず、言えることはこの作品は最後まで見ないとなかなかこの作品の良さが分からないと思います。
なので、是非ちょっとでも観ようかなと思った方は26話まで全部見て欲しいです!!!

そしてこのアニメの最大のポイントは、生体兵器メランとみなしごのまりんの絆と真っすぐ透き通った愛だと思います^^
もちろん、その2人だけでなく、この2人に関わる色々な人や生物兵器も注目ポイントです。

涙あり、笑いありとにかく現在のアニメではなかなか見られないものがこの作品にはあると思います。

作画は、時代を感じますが、戦闘シーンや音楽は最高です!!!

付け加えると、生体兵器であるメランがちょっとずつ変わっていく様子は、心和みます^^

私がこの作品に出会えたきっかけは、ロボットと少女の組み合わせが好きということでしたが、別にそういうのが好きでない方もたくさんのことを考えさせられる作品です。

知名度はあまりなく10年以上前の作品ですが、私は胸を張ってこの作品をお勧めします^^!!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夢の中の熱き純情。9話から観ちゃイカン。

原作監督・米たにヨシトモ、構成脚本・倉田英之

オープニングのフォルクローレな民族調歌声、すごく物語にあっていて伝承性が増して気持ちが惹きつけられますね。何度も飽きずに聴けてしまった。

ある日空からの謎の落下物とともに、頭上にはブリガドーンなる空中都市が浮かぶようになっていた。地上の下町に住むまりんは、神社の祠でロボットのような生き物を目覚めさせる。「生体兵器メランブルー」と名乗る彼が付き従うようになり、まりんは二つの世界のひずみに巻き込まれてゆく…。

ぐりんぐりんの目玉、13才には見えない眼鏡っ娘まりんのあんまりありがたくないパンチラネタ、設定の1960年代風味な駄洒落、アハーン?って口癖に閉口しつつも、何だか気になる勢いで始まりました。
メランブルーは全身タイツ姿の肢体の端々にメカがくっついたようなデザインで、ハイヒールのような脚の耽美さに反してストイックな堅い奴です。(´・_・`)お腹と尻は出しといていいのか。

まりんを囲む長屋の憎めない面々のキャラクターも、芸が細かく和ませられます。その手厚さに、てっきりまりんはこの世界における愛されキャラなのかと思いきや、次第に「みなしご+謎の武器用心棒持ちの貧乏少女」として学校で迫害を受け始める。
しかし登校拒否になったまりんに、まっすぐな優しい言葉を向ける長屋の婆さんのセリフ、ちょい百合入ってそうだったモエちゃんとの熱い友情、かっこいい先輩のセリフ…4話にて、これは善いアニメだ!!と断定しました。なんていうか…それぞれのキャラクター、脇役に底力を感じます。


しかし、9話のヤーラシサってばどう〜なんですか。
この回から見たら絶対、違う目的のアニメだと思われるでしょう…~_~;
{netabare}
( 銭湯でまっ裸 + 泡と縛りの攻撃 + 味方メカ「ポイクン」の運転方法…。
乗り物になる亀型生体兵器ポイ君、内部に生えてる
弾力のありそうな有機的突起ブツをギュッて握って運転するんすよ。子供が考えそうなデザインでしょ?って見た目で、ああいうことする…。意味わかる方がやらしいとでも言いたいんかーオイッ!){/netabare}


そして10話以降の不幸の連鎖には、すべての中心点にまりんがいるのは物語だから仕方ないのか?、虚構が時に冗談のように束になって襲ってくる、ユメウツツ。

それでも先が気になるのは、主人公たちの主張や心情が吐露される時の、本気の純情さにグッとさせられるからです。ここは冗談にしないで頂きたい、と見守るしかない。もっとも、一話ごとに展開が早いのでひとつの苦しみが解決されるのも手早く、次への引きも上手いのですが。宵越しの銭はもたねェぜ( ´Д`)y━・~~的な感じで、話をまたぐ鬱はもたねェぜ(T ^ T)という甲斐性(解消)ありです。

{netabare} そして16話での、メランの理性的な説得の中に想いが滲んでいる様子にはジワジワ泣かされましたよ…。またメラン、いい声なんす。定められたと思われた絆を一旦不確定なものとして揺さぶるところがシビアなドラマでした。

そんでもって17話以降のさらに怒涛の、世界の崩壊の連鎖と逆恨みにあてこすられるまりん。やりすぎなような、ここまでやらないとみなしご様式美として意味ないのか。
救っては落とし救っては落とし救っては落としの夜店の金魚状態。生き抜くのに必死な昭和の時代の苦労ドラマ成分を目一杯盛り込んであるのか?、避難した人達の生活や群像心理など、いやに生々しく執拗な描写もあるし。
けれど、まりんを助けた先輩はカッコ良く善い人だったし、逆恨みしたり差別した人の後の扱いもきちんと考えてあったと納得。あと、崩壊後の世界だからこそ自分のあり方に立ち返ったキャラもチラホラいて、悪くなるばかりじゃないな、とも。
先に書いたように、苦難にぶつかってもまりんは脱出する糸口に恵まれていたと思います。だからやっぱり夢のあるお話。{/netabare}

面白いのがトリックスターのように現れる、猫のようなブリガドーンの奴ら。全てを知って誘導しているかのようで、翻弄されつつ、どこか憎めない。こいつらのおかしみで、重い展開もどこか安心して観られました。


20話を越えると、まりんは顔身体つきは変わってないちんちくりんなのに、妙に女性っぽく見えるのが不思議です。苦労は女を磨くんでしょうか。
メランの同期で女性型のエリュンにも「あの女のために強くなったのか」って、あのオンナ呼ばわりされてましたが。全体的に飛ぶ戦闘の切れ味がよく、とくにエリュンとメランの戦闘シーンがカッコ良かったです。

最終話まで行って特別意外な結末でもなかったのですか、壮大のちに全てを大事にして終わった、熱く優しい話でした。
まりんとメランのラブストーリーがロマンチックに締められるなか、私が感動していたのは、登場人物たちのその後を描く中で、子供を失って逆恨みした人を最後まで忘れずに一瞬ですが描いていたところ…。(;_;)こういうところがとても響きます。



物語の舞台となっている1969年(昭和44年)はどんな年か
{netabare} テレビでは「サインはV」「8時だョ!全員集合」「ひみつのアッコちゃん」「サザエさん」放映開始、リストに「海底少年マリン」なんてタイトルもありましたがまりんとマリン?
漫画はドラえもん連載開始。
学生運動で安田講堂でブイブイ、アポロ11号で初月面着陸、高度経済成長の盛りで地方の過疎化と公害問題がいろいろ。そろそろカラーテレビが一般に出回る時代、作中に出てきたテレビはまだ白黒でしたね。
原作者の方は、人情味溢れるまりんたちの暮らしの時代から先を分岐点と表現したのでしょうか。 {/netabare}


この作品を知り観てみたいと思っていたきっかけは、 {netabare} ちょっと古いアニメ好きな人なら結構名作扱いしていることと、以前「ノエイン」感想サイトさんで地味に推されていたからなのです。

そう言われれば、異世界から来た訓練された大人型の守護者と、世界の鍵を握る子供の組み合わせってところ、共通ですね。守護者が感情表現が下手なところも。エリュンとコサギ姐さん似てるし。あと真面目な顔で全身タイツなところも。


端々のデザインの冗談みたいなぬくぬくした垢抜けない感じや、まりんの目玉のデカさのおかげで、オススメされていなかったら観なかったと思います。観て良かったよ、もちろん。観返すと思います。 {/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

さと さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

心温まるお話!

最初は絵が好みではなく、日曜日朝一に放送している
アニメと同じなんだろうと勝手に思い込んで
見てなかったのですが。

たまたまやってた時に見てみたら
想像と全然違う!
家族愛、友情、…感動と鬱と、ちょっとしたエロ

見事にはまりました!

監督が人気がなければ打ち切りというど根性で作った作品

その心意気がこんな素晴らしい作品を生み出してくれました。

本当に神作ですo(^▽^)o

追記
朗報です!!
スカパー、csチャンネルの映画チャンネルNECOで2015年8月7日から放送されます
録画保存されたい方必見!
私も録画保存します。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

58.9 10 サンライズでファンタジーなアニメランキング10位
バトルスピリッツ ソードアイズ激闘伝(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (14)
84人が棚に入れました
 光と闇、永遠の戦いを定めづけられた世界「レジェンディア」。
 いま、裁きの神剣(さばきのしんけん)を巡って、光と闇の神話が始まる・・・・・・。

 レジェンディア最大の国家アトランティアで起きた動乱から14年。幼き頃に動乱を逃れた主人公のツルギ・タテワキは、自分の出生の秘密を知らないまま、辺境の石の大陸パシフィスで元気な少年へと成長していた。ある日、ツルギはふとした事から【輝きの聖剣シャイニング・ソード】を手に入れるが、それは大いなる冒険の始まりでもあった。ソードブレイヴを狙う闇の軍勢から狙われたツルギの前に現れたのは、彼を守護する役目を帯びたカードバトルドロイドのブリンガーだった。

 「指令執行。ブリンガーはツルギを守る。」

 ブリンガーからバトルスピリッツでの戦い方を学び、キースピリット【輝龍シャイニング・ドラゴン】を得たツルギは自らの力で闇の軍勢に立ち向かう!

 「俺がやる。やるべし!」

 12本のソードブレイヴをめぐる光と闇の陣営に分かれた戦いの中で、ツルギはソードアイズとして選ばれし仲間と力を合わせ、敵として立ちはだかる生き別れの兄ヤイバに勝つことができるのか!?
そしてこの争いは世界にどのような結末をもたらすのか!?

計測不能 11 サンライズでファンタジーなアニメランキング11位
バトルスピリッツ ダブルドライブ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (5)
34人が棚に入れました
カードに導かれて異世界「スピリッツワールド」に召喚されたバトスピ大好き少年の茂上駿太が、同じく別世界から召喚されたヨク・アルバトロサとともに、スピリッツワールド滅亡の危機を阻止すべく、世界に散った十二神皇を探す旅に出る物語が描かれる。


声優・キャラクター
小市眞琴、田村睦心、秦佐和子、福山潤、小岩井ことり、諏訪部順一、和多田美咲、杉田智和

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

うーん、前作の方が面白かったかな?

それにしてもこのシリーズは
女の子がカワイイですね
エト様のファンですが、彼女、可愛くてお上品でした。
ついでに言うと、ヒロインらしからぬ長身の少女です。

作品としてはまあまあでしたが、壮大でいろんな人たちが一生懸命てきていて感慨深げでした。
とはいえ前作の烈火魂の方が好きでした。

次のバトスピアニメシリーズが発表されてないので、
もしかするとこれが最終シリーズになるかもしれませんね。

* 30分アニメ一話作るのに一千万円かかると言います。50話だと五億円。とてもバトスピという廃れたカードゲームでこれをペイするだけの利益は上げられないので、もうバトスピアニメは終了でしょうね。
残念ながら・・・あるとすれば番組内アニメ用のショートアニメか1、2クールのアニメでしょうね。

ちなみにバトスピ番組は今ではアニメから、もっと安価に作れるスタジオ番組になっています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

計測不能 12 サンライズでファンタジーなアニメランキング12位
バトルスピリッツ烈火魂<バーニングソウル>(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (8)
43人が棚に入れました
2015年4月からテレビ東京6局ネット・BSジャパンで放送決定!

声優・キャラクター
山下誠一郎、山下七海、金田アキ、新井良平、杉田智和、諏訪部順一、立木文彦

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

楽しいです。バトスピアニメでも上位です。しかし相当な珍作です・・・

バトスピアニメは打ち切られたわけではなく年齢層がテレアサキッズと合わないので自らプラットフォームを変更したらしいです。

さて、作品ですが楽しいです。
バトスピ部分については「最初からおさらい」という感じで
「通常プレイ」→「ブレイブ」→「バースト」と新要素が徐々にに出てきます。
キャラに関しては相変わらずいろいろ楽しいです。
個人的にお気に入りはおじゃるキャラの「黒田環奈」という少女と
主人公に心酔する「サスケ」ですね。一人称が「オイラ」で素直で良いキャラです。
対して「群青早雲」というライバルの一人の女性キャラは早くも小者ぶりが露呈して株を下げてます。
まあ、面白いです。ちなみにバトスピ知らなくても楽しめます。

ラストは全国大会ですが、出雲御国、紫堂信玄、白銀謙信といった魅力的新キャラも出てきて盛り上がりました。
しかし試合で重傷者出過ぎです。早雲は精神崩壊状態、利家は重傷。
これはちょっとやりすぎかと思いましたが、
それでも最後は二人ともちゃんと幸村を応援に駆けつけて感動しました。

追加 今、思えば相当な珍作・奇作です。
① 作品内にモブ以外、原則的に「大人」というものが出てこない。バトスピの豪勢な3Dバトルスタジアムとか各バトスピ施設やカードバトラー用搭乗マシンの建設や維持費や整備は誰が行っているのか?
② カードバトラーの少年少女たちの家族や学校生活というものが全く描かれていない。
全員、毎日が夏休みか日曜日のような状態である。また、幸村のようにバトスピの全国武者修行をしているものもいるが、その費用はどうなってるんだろう?
③ カードバトラー用搭乗マシン、特にワンオフのS級バトラー専用マシンは相当、高価そうである。
ヘリコプターのような量産品ですら何千万円もの価格と維持費がかかる筈なのだが・・・
またS級バトラー専用マシンはまるでスーパーロボットのように山奥や海などから飛んでくるが通行人や乗用車などと事故を起こしたりしないのだうか?
④ カードバトラーたちの犯罪行為を盛んに行っている。ムサシの国(現実世界の東京都)では全国から腕に自信があるカードバトラー達が全国から集まって、町でやりたい放題で、ところ構わずバトルを仕掛けて一般カードバトラーのカードを奪ったり、バトル禁止させたりしている。
また各3DバトルスタジアムにS級やA級のバトラーのチームが占拠して、彼らの許可なくバトルできなくなっている。
ある回ではバトスピ施設のガラスを割ったり、バトルの妨害を行ったりしている。
大六天魔王組が拉致して地下牢に入れた宝緑院兼続の名の元にムサシの国を支配した時に
一般バトラーのカードデッキを全て没収して、替わりに量産カードデッキを与えて、バトルをやり方まで指示している。逆らった者はバトル禁止にされている。
脅迫罪、誘拐罪、不法監禁罪、営業妨害、公共施設の不法占拠などに該当するが警察が動いている様子はない。
⑤ バトスピ全国大会では特殊な設定になっているのか、バトルに負けた者は大怪我する程のダメージを受ける。
そのため利家が負傷したり、早雲が心神喪失状態になったりしている。
こんな危険な大会では主催者が逮捕されかねない。
⑥ 世界がどうこう言ってるが、バトスピが行われているのは今は日本だけで、しかも日本でもかなり廃れている。

現代の日本を舞台にしているのにまるでファンタジーのような世界観の作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

勢い十分

バトスピ烈火魂は1話からメインストーリーが始まっているタイプのアニメです。
本番となる全国大会編がなんとほぼ丸々2クール。
どちらかというと、ちゃんと週1で1年間見るよりも感覚が薄くならない程度に続けて見た方がおもしろいのではないでしょうか。

主人公の幸村は一本調子とも言える熱いキャラクターですが、周囲を固めるライバルたちが視聴者目線で「同格」と思える存在感のあるキャラたちで見ていて華やか。
出番は幸村に圧倒的に偏っているのですが、ちょっとだけ群像劇っぽいおもむきも感じられます。

前半2クールでキャラの立ったライバルたちが、後半2クールの大会編でどんどん直接ぶつかっていくのがとてもグッド。
勝率で見ると負けっぱなしのキャラもいるのですが、負けたキャラの株が下がりにくい、負けて株を上げるキャラすらちらほら出てくるのグッドな演出です。

わたしは百黄半蔵が好きでした。おもしろかっこよいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1
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